本記事では、わたなべちなつさん作、かがみのえほん3冊をご紹介します。
かがみのえほんは、しかけ絵本の一種です。
ページにかがみのように反射する素材を絵本に使うことで、反対ページに3Dのような奥行きと立体感が生まれ、それによって広がった世界を楽しむことができる絵本です。
一度見ると癖になって、何回もページを開きたくなるかがみのえほん。
赤ちゃんから大人まで楽しめるその魅力とは?
是非チェックしてみてくださいね。
かがみのえほんシリーズ3作品
きょうの おやつは
作 | わたなべ ちなつ |
出版社 | 福音館書店 |
出版年 | 2014年 |
「きょうのおやつは」は、かがみのえほんシリーズの第1作目です。
早速弓子ポイント・・・
、といきたいところですが、この絵本は視覚的に楽しめる絵本。
見ていただくのが一番早いと思ったので、出版社である福音館書店さんのリンクを貼らせていただきました。
最初が「きょうのおやつは」で、次に「ふしぎなにじ」が紹介されています。
驚きの立体感や、かがみの不思議を感じてください!
いかがだったでしょうか?
「きょうのおやつは」はホットケーキを作る絵本なのですが、とにかくリアルで、本当に作っているような感覚になってきます。
テーブルクロスの黄色の水玉模様が可愛くて、シロップをがとっても美味しそうで、鏡の世界へ本当に入って一緒におやつを食べられるんじゃないかと思えるほどです。
実際子ども達は楽しそうに食べる真似をしていました。
みなさんにおすすめできる一冊です!
ふしぎなにじ
作 | わたなべ ちなつ |
出版社 | 福音館書店 |
出版年 | 2014年 |
そして「ふしぎなにじ」はシリーズ2作目です。
「ふしぎなにじ」は、にじが広がって、丸く、交差して、流れるように様変わりする様子を楽しめます。
どのページを見ても虹が自由自在に変化して不思議な魅力にあふれているのですが、一押しなのは最後のページです。
このページだけは前のページでめくり方を教えてくれています。
さぁ つぎは?
そーっと ひらきながら
のぞいてみよう
ゆっくり ゆっくり・・・
指示通りゆっくりひらくと、万華鏡のように模様が移り変わってとてもきれいです。
ここは是非ゆっくり開いてほしいです。
美しい模様広がって驚かせてくれますよ。
かがみのサーカス
作 | わたなべ ちなつ |
出版社 | 福音館書店 |
出版年 | 2016年 |
かがみの絵本がどんな感じがなんとなく分かっていただけたかと思います。
この「かがみのサーカス」はシリーズ3作目になります。
鏡からピエロが手を出し、
かがみの なかへ
さあ おいで
と、男の子が誘われたことからお話が始まります。
かがみに写った世界が広がっていることでサーカスはとても賑やかな雰囲気です。
マジックのような演出(イリュージョン)とかがみの世界は相性が良くて、とてもよく合っていると思いました。
見終わるとまるでサーカスを見たかのような満足感があります。
この絵本を通して3Dの世界をぜひ楽しんでくださいね。
まとめ
今回は、「かがみのえほん」シリーズ3作を紹介させていただきました。
しかけ絵本のなかでも、この「かがみのえほん」は子ども達の反応がとても良かったです。
そして他のしかけ絵本と違って壊れにくく文も短いので、低年齢児から楽しめる絵本になっていると思います。
子どもから大人まで楽しんでもらえる絵本だと思うので、プレゼントにもオススメです。
かがみの不思議をぜひ体感してみてくださいね。
当ブログでは他にも色々な絵本を紹介しています。
どれもオススメの絵本ですので、良かったら読んでみてくださいね。
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