0・1・2歳児におすすめ!ボードブックの絵本5選

絵本

「ボードブック」という絵本があることをご存じですか?

ボードブックとは、厚い紙を貼り合わせて作った本で、破れにくく丈夫なのが特徴の絵本です。

本記事では、司書資格を持つ保育士、弓子が【0・1・2歳におすすめ!ボードブックの絵本5選】をテーマにして、おすすめの絵本を5冊選びました。

赤ちゃんの読み聞かせの参考にしてみてくださいね。

ボードブックって実際どう?メリット・デメリットは?

ボードブックは丈夫なので、0~2歳児くらいの絵本をなめたり破いてしまったりする子に向いています。

でもボードブックの絵本だけがいいというわけでもありません。

ボードブックのデメリットとメリットをそれぞれ見ていきましょう。

ボードブックのデメリット

  • 赤ちゃんには少しめくりにくい
  • 厚みがあって比較的重たい。

丈夫でしっかりしている反面、赤ちゃんが自分でめくるのは難しいかな、という印象です。

でも読み続けると良くも悪くもよれてくるので、そうなったらめくりやすくはなります(笑)

ボードブックのメリット

  • 赤ちゃんがなめてもだめになりにくい。
  • 紙ではないので破れない。
  • 角が丸みを帯びている物が多く、安全。
  • 壊れにくいためしかけ絵本に向いている。

やっぱり丈夫だというのが最大のメリットだと思います!

0歳児、1歳児ごろの赤ちゃんは特になめることが多いので「紙を食べちゃった!」なんてことになりにくい厚みは嬉しいですね。

赤ちゃんも好きなしかけ絵本としても、破れにくいので向いています。

ボードブックとそうでない絵本、どちらがいい?

個人的な見解だと「0歳・1歳はボードブックが向いている。でもこだわらなくても大丈夫!」です。

どちらの形態でもいい絵本がたくさん出版されているからです。

なめてしまうことが多い0歳、1歳ぐらいの子にボードブックは向いていますが、赤ちゃんの場合ある程度絵本が痛むのは仕方ないと思いますし、ボードブック以外にもいい絵本はたくさんあります。

子どもが喜ぶ絵本かどうかを見てを選んであげるのがいいですね。

ぜひ色々読み聞かせてあげてくださいね。

0・1・2歳におすすめ!ボードブックの絵本5選

では、おすすめのボードブックの絵本を5冊ご紹介します!

ぽんちんぱん

柿木原政広
出版社福音館書店
出版年2014年

ぽんちんぱん!って言いたい!

ポイント①とってもリズミカル!

この絵本はとてもリズミカルです。

 ぱんぱん しょくぱん ぽん ちん ぱん

 ちぎちぎぱっぱで ぽん ちん ぱん

思わず口に出したくなるリズムの良さがとてもいいですね!

また、ぽんちんぱん、の文の頭文字に○がついています。

ワンポイントが目をひきますね。

ポイント②パンが美味しそう~

この絵本には色々なパンが出てきます。

ロールパンやドーナツ、フランスパンなどなど・・・

写真を使われているそうなのですが、イラスト?と思うような優しい色合いです。

少し黄みがかっていて温かみがありますよ。

赤ちゃんにもすぐ「パン」と分かるシンプルさがいいですね!

シンプルに美味しそうで食べたくなります・・・(笑)

ポイント③顔がいっぱい!

最初は普通のパン。

ページをめくると、パンがちぎられて顔がつきます。

顔に注目する赤ちゃんにぴったりですね!

どのパンの顔も可愛いのですが、オススメは最後のあんパン。

ごまのところが鼻みたいになってとっても可愛いですよ!

おさんぽ おさんぽ

ひろの たかこ
出版社福音館書店
出版年2008年

子どもの楽しいが詰まってる!

ポイント①長靴を履いた足がどアップ!

この絵本は長靴をはいた子どもがお散歩するお話なのですが、

子どもの顔がでてきません!

出てくるのは長靴をはいた足だけです。

初めて見たときちょっとびっくりしました。

鮮やかな青い長靴が赤ちゃんの目を引いて、注目してもらえること間違いなしです!

ポイント②生きものを探してみてね

この絵本はこんな風にはじまります。

 おさんぽ おさんぽ

 だんごむしさんも おさんぽ

歩きながら色々な生きものに会うんですね。

だんごむしやあり、かたつむりやかえるなど。

身近な生きものを見つけるのが楽しいお話です。

きっと指さしして見つけてくれると思いますよ!

ポイント③水たまりで思いっきり遊ぶよ!

途中に水たまりがありました。

すると・・・

おさんぽ おさんぽ

  バシャ

そうですよね、入ります(笑)

そして・・・

 もっと バシャ

 もっと もっと 

 バシャ バシャ バシャ

思いっきりバシャバシャしてから帰るんです。

お散歩の楽しさを絵本いっぱいに伝えてくれる一冊です。

最後のページにはこれまで登場した生きものが集合しているので、そこにも注目してくださいね!

まるてん いろてん

中辻悦子
出版社福音館書店
出版年2015年

カラフルな丸がいっぱい!

ポイント①目に鮮やかな丸の絵本!

カラフルな丸がたくさん出てくる絵本です!

色は全部で6色。

文字もカラフルで楽しいです。

視力があまりよくない赤ちゃんでもよく見えて、感覚的に楽しめる絵本です!

ポイント②顔だってできるよ

最初は

 まる てん

で片側が赤いページに、赤い文字で、赤い丸が一つ。

 まる てん てん

今度は片側が青いページに、青い文字で、青い丸と黄色い丸が一つずつです。

次第に、

 てん てん あーん

片側が紫のページに、紫の文字で、赤い丸と青い丸が並び、その下に大きな紫の丸で、口を「あーん」と開けている顔になりました。

そう、顔になりました!!

まるとてんと色でいっぱい遊んでます!

ポイント③変化する丸が楽しい!

顔になった後は

集まっておおきくなったり!

小さくなったり・・・

横に小さい順で並んだり・・・・

丸の変化がとっても楽しく賑やかです。

裏表紙では、バラバラになった丸が描かれています。

ぜひ裏表紙まで見せて楽しんで下さいね!

のりものつみき

よねづ ゆうすけ
出版社講談社
出版年2011年

仕掛けが楽しい絵本です!

ポイント①ページをめくるとでてくるよ!

この絵本のはじまりはこうです。

 のりものつみき、つみきで のりもの なに つくる?

積み木が重なって、大きな長方形になってます。

ページをめくると・・・

 ーン ーン!!

 つみきじどうしゃの できあがり!

車の穴あきページをめくると、つみきじどうしゃが登場!

仕掛けがとっても楽しい絵本です。

ポイント②積み木なのがいい

この絵本の面白いところは、積み木で形を作っているところです。

小さい子に積み木は身近なおもちゃです。

親しみを持てる題材がいいですね。

絵本を見ながら大人が色々作ってあげるのもよし。

子どもが見立てるのもよしで、遊びが広がりそうです!

ポイント③最後まで楽しいよ

最後はこんな流れです。

 のりものつみき、つみきで のりもの なに つくる?

 5、4、3、2、1、0・・・・・・はっしゃ!

一体何が発射したのか?

もうおわかりですよね。

裏表紙まで楽しい絵本なので最後まで楽しんでくださいね!

あかちゃん

tupera tupera
出版社ブロンズ新社
出版年2016年

丸い絵本です!

ポイント①びっくり!丸い絵本です

このボードブック、まさかの丸い形です!

丸い形を生かして、

顔、くま、ボール、タンバリンなどが登場します。

赤ちゃんは丸い形をよく見ると言いますよね。

こうきたか!!と驚きました(笑)

ポイント②表情いっぱい!

丸い形は赤ちゃんの顔です。

笑った顔、困った顔、泣いた顔、大泣きした顔にねむった顔・・・

表情がコロコロ変わるのが楽しいですね。

赤ちゃんも表情をじっくり見てくれると思いますよ。

ポイント③最後はまさかの・・・

大人なのでちょっと笑ってしまうのですが・・・

最後のページ、まさかのものが登場します!

おもちゃで楽しんでいましたが、泣き出す赤ちゃん。

色々なおもちゃをみせても泣き止みません。

 あらあら これも きにいらない?

 やっぱり おなかが すいたのね

というわけであるものが登場します。

お腹のすいた赤ちゃんが飲むもの・・・

丸い形がこうやって生きてくるとは・・・!!

赤ちゃんが驚くほど注目してくれる絵本です!

ぜひ読んでみてくださいね。

まとめ

今回は【0・1・2歳におすすめ!ボードブックの絵本】をテーマに5冊紹介しました。

気になる絵本はありましたか?

どれか1冊でもお気に入りの絵本に加えてもらえたら嬉しいです。

当ブログでは他にも色々な絵本を紹介しています。

どれもオススメの絵本ですのでぜひ読んでみてください。

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