【初心者向け】弓道の初期費用と道具の話②

弓道

必要な道具は?その2

それでは続けて 8~13 について見ていきましょう。

⑧弓道衣(道着、袴、帯、足袋、女性は胸当て)

弓道をする服装ですね。

細かく見ていくと以下のようになります。

  • 白の上衣
  • 黒か紺の袴
  • 角帯(上の画像でいうとウェスト部分に少し見えているピンク色の帯のこと)
  • 白の足袋
  • 女性は胸当て

順に見ていくと、以下のようになります。

白の上衣

季節によって違う素材があり、綿とポリエステルの混紡素材は通年での使用に向いています。

夏場には薄手のポリエステル100%生地の上衣を購入するのもいいかもしれません。

価格は3500円程度です。

黒か紺の袴

シワになりにくいポリエステル100%が扱いやすいです。

夏用に薄手のものもあります。

腰板の有無で男性用袴、女性用袴が異なります。

価格は7000円程度です。

武道弓道の場合は、女性でも角帯を使用します。

価格は2000円程度です。

白の足袋

汗を吸いやすい綿素材が主流です。

洗濯頻度が高いので、丈夫で家庭でも扱いやすい素材を選ぶようにするといいと思います。

足袋の裏は意外とよく見られるため、汚れや破損があったときにすぐ取り替えられるよう、複数枚用意しておくといいです。

特に審査の時はきれいなものを使うのが望ましいです。

価格は1500円程度です。

胸当て(女性のみ)

胸当てとは、弓を引いて離れを出した時に、弦が胸に当たるのを防ぐものです。

素材はレザーとメッシュ、色は黒と白、大きさは標準と小型があります。

特に審査を受ける場合には、白い弓道着には白い胸当てを、黒の着物には黒の胸当てをつけることが望ましいとされています。

価格は800円程度です。

弓道衣の合計金額は男性で14000円程度。女性で14800円程度になりました。合計すると3番目に高額になります。

⑨弦

弓道の弦とは、弓の両端に張る糸のことです。

弦には、「合成弦」と「麻弦」があります。

最もメジャーなのは化学繊維の「合成弦」で、丈夫で切れにくく、値段も安いです。

弦の太さは、基本的に弓力が15kg以下は2号、弓力が16kg以上は3号です。

弦は「合成弦」で安価なものだと500円程度です。

⑩弦巻

弦巻とは、掛け替え用の予備の弓弦を巻いておく道具です。

弦が切れたときに替え弦に張り替えるために使われます。

弦巻は安価なもので500円程度です。

⑩道宝(中仕掛けを作るための木の板)

道宝というのは中仕掛けを作るための道具で、対になった長方形の木の板です。

500円程度です。

中仕掛けとは、弓の弦に矢をつがえる部分に麻を巻いて太くしたものです。これは、矢が動いたり外れたりしないようにする為です。

⑪仕掛け化繊または仕掛け麻(中仕掛けを作るためのもの)

仕掛け化繊または仕掛け麻とは、中仕掛けをつくるための道具です。

適量を取り、軽くほぐしてから弦に少量ずつ巻き付けて太さを調整します。

化繊のもので300円程度です。

⑫ボンド(速乾性)

仕掛け化繊(化繊弦)または仕掛け麻(麻弦)を巻く際に使用します。

⑭はさみ

仕掛け化繊(化繊弦)または仕掛け麻(麻弦)を切る際に使用します。

弓は必要ないの?

ここまで読んできて、

「あれ?弓はいらないの?必要なものに入ってなかったような・・・?」

と思った方もいると思います。

そうなんです。
弓は、始めのうちは道場から貸し出してもらえることが多いためすぐ購入しなくても大丈夫です。
自分で購入するのは、弓道に慣れて自分の弓の強さが分かってきてからになると思うので、安心してくださいね。

まとめ

本記事では弓道を続けることになったらどんな道具を意しなければいけないのか、どれくらい費用がかかるかを調べました。

結果、費用はおよそ6万~7万5000円かかることがわかりました。

本記事が、これから弓道を始めたいと考えている方の参考になれば嬉しいです。
1~7を見返したい方はこちら。

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