弓道教室などを経験して、弓道を続けることになったら用意しなければいけない道具があります。
本記事ではそれらを購入する費用を初期費用として、どんな道具を購入すればいいのか、どれくらい費用がかかるかなどをお伝えしたいと思います。
初期費用を調べた結果
必要な道具は?その1
弓道教室後、用意しなければいけない道具は次のものになります。
- 弽(ゆがけ)
- 下がけ※弽(ゆがけ)の下につける薄い手袋のようなもの。
- ぎり粉/ぎり粉入れ
- 弓袋(弓を入れる袋)/ビニール弓袋
- 矢
- 巻き藁矢
- 矢筒
- 弓道衣(道着、袴、帯、足袋、女性は胸当て)
- 弦/弦巻
- 道宝(中仕掛けを作るための木の板)
- 仕掛け麻(中仕掛けをつくるためのもの)
- ボンド( 〃 )
- はさみ( 〃 )
※赤字は他に比べて値段が高いものです。
長くなるので2記事にわけました。
ここでは 1~7 までの道具を見ていきたいと思います。
①弽(ゆがけ)
弽(ゆがけ)は、弓を引くときに右手の親指が弦で痛まないように保護するための手袋のようなものです。
弽(ゆがけ)は大きく分けて、柔帽子(やわらかぼうし)と堅帽子(かたぼうし)があります。
そして堅帽子には、三つ弽(みつがけ)、四つ弽(よつがけ)、諸弽(もろがけ)の3種類があります。
また、控えつき、控えなしのタイプがあります。
初心者向けの弽(ゆがけ)はいくつかありますが、初心者から上級者まで長く使える堅帽子、三つ弽、控えつきをおすすめされることが多いです。
価格は2万~3万で、初期費用の中では一番高額です。
②下かけ
弽(ゆがけ)の下につける薄い手袋のようなものです。
価格は200円~500円程度です。
③ギリ粉/ギリ粉入れ
ギリ粉は弽(ゆがけ)の帽子(親指部分)と指の間の潤滑剤や滑り止めとして、また革を保護する役目があります。
買ったばかりの弽(ゆがけ)には、こまめにつけて馴染ませるとよいといわれています。
ギリ粉の値段は200円程度。
ギリ粉入れは安いもので200円程度です。
④弓袋(ゆぶくろ)
持ち運びの際に弓を保護するためのもので、巻き付けるタイプと袋タイプがあります。
雨天時の外出用に、ビニール袋タイプのものも売られています。
弓袋の価格は安いもので400円程度。
ビニール袋タイプは500円程度です。
⑤矢
矢の種類には、竹矢、ジュラルミン矢、カーボン矢 があります。
ついている羽の種類は、七面鳥(ターキー)、黒鷲、水鳥、ガン、猛禽(わし、たか等)があります。
初心者は、矢の中で安価で扱いやすいジュラルミン矢、七面鳥の羽(ターキー)、をすすめられることが多いです。
シャフト(矢の重さ)で一般的なのは1913と2015です。
例として、1913は女性用、2015は男性用と言われているようです。(例外もあります)
6本セットで、価格は1万6千円~1万8千円程度です。
弽(ゆがけ)に次いで高額になります。
⑥巻き藁矢(まきわらや)
巻き藁(まきわら)は、弓道における型の練習用の的です。
巻き藁を使う際は、巻き藁矢を使います。
大抵のものには羽がないため「棒矢」とも呼ばれています。
価格は羽のない安価なもので1本1500円程度です。
⑦矢筒(やづつ)
矢を入れる入れ物です。
一番安いショルダー型矢筒の価格は4千円~5千円程度です。
まとめ
本記事では弓道の初期費用にかかる費用と、必要なものについて説明しました。
こちらは前編になります。
続けて弓道の初期費用と道具の話②もご覧ください。
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