ねずみくんのチョッキシリーズ厳選!おすすめの5冊

絵本

「ねずみくんのチョッキ」という絵本をご存じですか?

グッズも多数販売されている人気の絵本です。

今回はその「ねずみくんのチョッキ」シリーズについて深掘りしてみました!

作者は?

どんなところが人気?

シリーズの中でまず読みたいおすすめの絵本はどれ?

そんな疑問に答えてみようと思います。

2023年出版の最新作「ねみちゃんのチョッキ」も紹介していますので、ぜひ読んでみてください。

ねずみくんのチョッキシリーズとは?

「ねずみくんのチョッキ」は、1974年に出版され、今もなお続編が出版されている人気シリーズです。

2023年に出版された「ねみちゃんのチョッキ」は、なんとシリーズ40巻目です。

そしてねずみくんのチョッキシリーズは2023年で50周年を迎えました。

夫で絵本作家のなかえよしをが構成を考え、上野紀子が絵を描くというスタイルでお話を作られてきたそうです。

しかし絵を描かれていた上野紀子氏がご逝去されたため(2019年)、これまでの形で作ることができなくなりました。

そこで36作目の「ねずみくんはめいたんてい」からは、なかえよしを氏が今までのねずみくんの絵本の中からお話にあった絵を選び、パソコンで組み合わせたり合成したりして、絵本を製作しているそうです。

私たちを長く楽しませてくれている、人気のシリーズです!

ねずみくんのチョッキシリーズ全般のおすすめポイント

繰り返しの展開がいい

ねずみくんのチョッキシリーズは繰り返しの展開で進んでいくことが多いです。

わかりやすい繰り返しのパターンが、安定してオチまでのお話を膨らめてくれますよ。

文も短いため、小さい子も聞きやすい思います!

絵が可愛い

登場する動物たちはみんな黒と灰色のモノトーンで描かれています。

枠のカラーとワンポイントで使われるカラーが目立って可愛いですよ。

そして動物たちの表情や仕草がとーっても可愛いんです!

特に小さいねずみくとねみちゃんはその小ささで更に可愛いく感じます。

オチが楽しい

ねずみくんのチョッキシリーズのどの絵本も最後のオチが印象的です!

意外だったり、ほっこりしたり・・・

子どもだけでなく大人も十分楽しめるお話が魅力です!

ねずみくんのチョッキシリーズ。厳選!おすすめの5冊

今回おすすめする絵本のポイントは「オチが子どもにもわかりやすいか」です。

子どもというのは3歳~6歳くらいを想定してます。

このシリーズは短いお話ですが、子どもにはオチが少し難しいことがあります。

今回は「大人も子どもも一緒に楽しめる絵本はどれか」を考えました。

子どもに読み聞かせる時の参考にしてみてくださいね。

ねずみくんのチョッキ(おすすめの対象年齢・3歳~)

なかえよしを
上野紀子
出版社ポプラ社
出版年1974年

シリーズ第1作目です。

ねずみくんのチョッキはここから始まった!

あらすじ

お母さんが編んでくれた赤いチョッキ。

ねずみくんにぴったりです。

そこへ、あひるくんがやってきて「ちょっときせてよ」とかりました。

あひるくんが着ていると、さるくんがやってきてチョッキをかりました。

つぎにあしかくんがやってきて・・・。

次々に動物が赤いチョッキを着てみます。

すると―――?

おすすめポイント!

かしにかされたねずみくんのチョッキ。

それにびっくり仰天するねずみくんの顔が最高です!

ちょっと悲しくなることもありましたが、最後の一コマで救われて楽しく終わることができました。

友達の優しさも感じて、ほっこりできるところがおすすめです!

ねずみくんとおんがくかい(おすすめの対象年齢・3歳~)

なかえよしを
上野紀子
出版社ポプラ社
出版年1987年

シリーズ12作目です。

楽しい音楽会のはじまりはじまり♪

あらすじ

ペンギンさんがねずみくんに

「ぼくのおんがくかいにトランペットをふいてくれない?」

と頼みました。

ところがねずみくんの力ではトランペットが吹けません。

そこでねずみくんは、ねこくんのシンバルと取り替えてもらおうと頼みましたが、ねこくんに断られてしまいました。

次にたぬきくんの太鼓と取り替えてもらおうとしましたが、やはりだめです。

次々と色々な動物に頼みますが―――。

おすすめポイント!

ねずみくんシリーズでは、色のついた大枠以外は、基本的に動物たちのモノトーンの色と、ねずみくんのチョッキとねみちゃんのリボンの赤色だけです。

でも今作では登場する楽器に色がついています。

明るい印象で可愛らしいです。

小さなねずみくんですが、トランペットが吹けなくても、楽器を取り替えてもらえなくても、演奏する方法がありました!

音楽会らしい賑やかな終わり方が楽しくっておすすめです。

ねずみくんとホットケーキ(おすすめの対象年齢4歳~)

なかえよしを
上野紀子
出版社ポプラ社
出版年2000年

シリーズ14作目です。

可愛いホットケーキが焼けました♪

あらすじ

ねみちゃんお料理じょうずなんだって?

ねずみくんはみんなと、ねみちゃんのお料理を食べにいくことにしました。

ぼくはチーズのお料理がいいなぁ。

とねずみくん。

ねみちゃんは何を作ってくれるのかな?

おすすめポイント!

この絵本の大枠は鮮やかな黄色(ホットケーキ色?)でとっても可愛いです。

動物たちがどんなお料理がいいか言う場面では、思い浮かべる食材の色がそれぞれカラーで描かれていて、可愛いポイントになってますよ。

ホットケーキを食べにきてって言ったのに!

困ったねみちゃんが考えた方法がとってもナイスです♡

ねみちゃん頑張ったね~!と言いたくなる一冊です。

ごちそうだよ!ねずみくん(おすすめの対象年齢4歳~)

なかえよしを
上野紀子
出版社ポプラ社
出版年2011年

シリーズ28作目です。

ねみちゃんがとっても可愛い♡

あらすじ

ねみちゃんがごちそうしてくれるので、友達を呼ぶことにしたねずみくん。

ところが、友達をたくさん呼んでしまい―――

どうするねみちゃん!?

おすすめポイント!

ねみちゃんの表情がコロコロ変わって、ねみちゃんの魅力いっぱい!

とっても可愛いです。

おもてなししたいねみちゃんと、天然なねずみくん。

いいコンビですね。

「こうくる!?」

「こうきたか!!」

というような展開があって、子どもも楽しめる一冊です。

ねみちゃんのチョッキ(おすすめの対象年齢4歳~)

なかえよしを
上野紀子
出版社ポプラ社
出版年2023年

記念すべき40作目です。

なんと今度は”ねみちゃんの”チョッキです!

あらすじ

ねみちゃんが編んでくれた赤いチョッキ。

ねずみくんにぴったりです。

そこへ動物たちが次々にやってきて、

「いいチョッキだね ぼくもほしいなぁ」と。

さて、ねずみくんはどうしたでしょう―――?

おすすめポイント!

ねずみくんとねみちゃんがますます夫婦感を出してきてるところがいいですね!(笑)

そしてねみちゃんはねずみくんのことがやっぱり大好きなんです。

健気でお茶目なねみちゃんです。

オチも子どもに分かりやすくて楽しめると思います!

第一作目の「ねずみくんのチョッキ」とリンクする場面が多くて、ファンにはたまらない一冊です。

まとめ

今回は【〈最新作も!〉ねずみくんのチョッキシリーズ厳選!おすすめの5冊】をテーマに5冊紹介しました。

ねずみくんのチョッキシリーズが分かってもらえたでしょうか?

そして気になる絵本はありましたか?

どれか1冊でもお気に入りの絵本に加えてもらえたら嬉しいです。

↑絵本ナビさんでは、こちらの《【絵本ナビ限定】ねずみくんのチョッキ 水玉ソックス2足&絵本セット》の他、60種類以上のねずみくんのチョッキグッズを取り扱っています。

気になる方はチェックしてみてくださいね。

当ブログでは他にも色々な絵本を紹介しています。

どれもオススメの絵本ですのでぜひ読んでみてください。

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