梅雨明けから本格的な夏の訪れを感じますね。
暑さ、海、水や氷の冷たさ、日差しの強さ、夕立、夏野菜のおいしさ・・・・
夏だからこそ出会える事、感じられるものがたくさんあります。
本記事では【夏に読みたいおすすめの絵本】をテーマにして、司書資格を持つ保育士、弓子が子どもに読み聞かせたい絵本を10冊厳選しました。
夏の読み聞かせの参考にしてみてくださいね。
夏に読みたいおすすめの絵本10選
ボードブック コロちゃんのかいすいよく(おすすめの対象年齢・0歳~)
作 | エリック・ヒル |
訳 | まつかわ まゆみ |
出版社 | 評論社 |
出版年 | 2005年 |

0歳からおすすめ
✓ しかけが楽しい
✓ 海水浴が夏らしい
✓ ボードブックがいい
ポイント①しかけが楽しい
コロちゃんシリーズは、めくるしかけが楽しくて子ども達に大人気の絵本です。
ほぼ全ページにしかけがあって、しかけ部分をめくるのが楽しいです!
何がかくれている??
そんなわくわくを、お子さんと一緒に楽しんでくださいね。
ポイント②海水浴が夏らしい
コロちゃん、きょうは パパや ママと
うみに いきましょう
というわけでみんなで海に行くことになりました。
ビーチボールやヨット、砂遊びに魚釣りなど海のいきものや海の遊びがたくさん登場します。
海水浴を楽しんでいるコロちゃんたちに、夏を感じられますよ。
ポイント③ボードブックがいい
ボードブックとは厚くて丈夫な壊れにくい絵本で、乳児(0~2歳)に特に向いています。
コロちゃんシリーズも通常の絵本とボードブック版とあります。
通常の絵本は作者が最適だと決めた大きさで、ボードブックより大きく見やすいです。
一方、ボードブック版は小さく、丈夫になるよう厚く作られています。
個人的には作者の意向を重視して通常版をおすすめしているのですが、しかけ絵本は壊れやすいので、その点ではボードブックにもメリットがあると思います。
お好きな方を選んでみてくださいね。
通常版のころちゃんのかいすいよくはこちら↓
ボードブックのメリットやデメリット、ボードブックのおすすめの絵本についての記事はこちら↓
同じシリーズの他の絵本(おすすめ)
かにこちゃん(おすすめの対象年齢・1歳~)
作 | きしだえりこ |
絵 | ほりうちせいいち |
出版社 | くもん出版 |
出版年 | 2008年 |

色彩がきれいで楽しい!
1歳からおすすめ
✓ 言葉がいい
✓ 絵がいい
✓ 最後がおすすめ!
ポイント①言葉がいい
おはよう おひさま
おはよう みんな
朝日がのぼり、目覚めの朝を迎えました。
片方の爪が大きなかにの”かにこちゃん”も巣穴から出てきます。
ちいさい なみは
しゃぷ しゃぷ ぴしゃ ぴしゃ
かにこちゃんは うみが だいすき
ーーー
おおきい なみは
どどどど ざぶーん
みんなで にげよう
すこ すこ すこ すこ
言葉の響きがとっても楽しいですね。
楽しい言葉の数々を子ども達もよく聞いてくれると思いますよ。
ポイント②絵がいい
この絵本は色の鮮やかさが特に素敵です。
波の穏やかさ、荒々しさの差もよく表現されていますし、かにこちゃんとその仲間もすごく可愛く描かれていて可愛いです!
表情豊かなかにこちゃんに癒やされてくださいね。
ポイント③最後がおすすめ!
最後の夕焼けのページが特におすすめです!
海の荒々しさ、力強さ、壮大さをすごく感じられるの素敵な絵なので、注目してくださいね。
そして最後、かにこちゃんの大きな片爪が「バイバイ」しているみたいに見えるのも可愛いんです。
夏らしい一冊なので、ぜひ読んでみてくださいね。
きしだえりこの他のおすすめの絵本
↑こちらの絵本を紹介している記事
ほりうちせいいちの他のおすすめの絵本
こぐまちゃんのみずあそび(おすすめの対象年齢・2歳~)
作 | わかやま けん |
出版社 | こぐま社 |
出版年 | 1971年 |

子どもらしさがいい!
2歳からおすすめ
✓ 子どもらしさがいっぱい
✓ 子どもの楽しい!もいっぱい
✓ 絵がいい
ポイント①子どもらしさがいっぱい
こぐまちゃんシリーズは子どもらしさがいっぱいです。
好奇心旺盛なこぐまちゃんは、じょうろからきんぎょさんにおみずをあげて、
きんぎょさん
きんぎょさん
ふんすいだよ
ありさんがいると、
ありさん あついね
おみずを あげよう
ありさん びっくり
おおさわぎ
と、こんな調子です(笑)
自然な子どもの姿が描かれているところがいいですね。
ポイント②子どもの楽しい!もいっぱい
そんな中、しろくまちゃんがホースをもってやってきました。
ぼくも(ホースを)もってる!とこぐまちゃん。
2匹は水遊びを始めました。
画面いっぱいに広がるホースの水!
こぐまちゃんたちの楽しさが伝わってきて、聞いている子ども達も楽しくなってくる場面です。
そして遊びはまだまだ続きます・・・(笑)
遊びから遊びへ。
そんな子どもの楽しい姿がよくかかれているところがおすすめです。
ポイント③絵がいい
単色の背景色に、白く表現された水。
子どもも見やすい鮮やかな絵がこぐまちゃんたちを引き立てます。
遠くからも見やすい絵が集団の読み聞かせにも向いていますね。
最後、たらいをかぶるこぐまちゃんがなんとも言えず可愛いので注目してくださいね!
こぐまちゃんシリーズの他のおすすめの絵本はこちら(一部)
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なつのいちにち(おすすめの対象年齢・3歳~)
作 | はたこうしろう |
出版社 | 偕成社 |
出版年 | 2004年 |

ザ・夏!!です
3歳からおすすめ
✓ 夏を感じる絵がいい
✓ ぼくの気持ちが出ていていい!
✓ 大人にも響く
ポイント①夏を感じる絵がいい
表紙には、大きな麦わら帽子の男の子が焦げ付きそうなくらいの日差しの中、虫とり網を持って歩いています。
空と海は青く、葉っぱは黄緑色においしげっています。
絵本を開くとそこには【夏】が確かにあります。
夏の匂いや音、感触、風・・・
体中で夏を感じられる絵が素敵です!
ポイント②ぼくの気持ちが出ていていい!
いってきまーす。
男の子が虫とり網を持って家を出ました。
そして走り出します!
きょうは ぜったい つかまえる。
ぼくが ひとりで つかまえる。
ぼくの目的はたった一つ!
絵本を読むと、ぼくの気持ちになってわくわくしたり、がんばれ!って応援したり、喜んだりと、色々な気持ちを味わうことができますよ。
最後の一言はぼくの気持ちがすごく出ていて大好きな場面なので、注目してくださいね。
ポイント③大人にも響く
この絵本に描かれている夏は田舎のどこまでも広がる田園風景。
今はきっとあまり見られない夏だと思います。
でも、青い空に白い雲、緑の田園、神社の境内、響くセミの声、虫取り、夕立、泥の匂い・・・・
このらのうちどれかは、あなたが子どもだった頃にきっと感じたことがあるんじゃないでしょうか。
のびのびとした子ども時代の、そして時代の良さは、大人にもきっと響くと思います。
はたこうしろうの他のおすすめの絵本
とてもとてもあついひ(おすすめの対象年齢・3歳~)
文 | こいでたん |
絵 | こいでやすこ |
出版社 | 福音館書店 |
出版年 | 1990年 |

気持ちよさそう!
3歳からおすすめ
✓ 繰り返しの展開がいい
✓ 気持ちよさそうなのがいい!
✓ 最後が楽しい!
ポイント①繰り返しの展開がいい
とても暑い日、三びきのねずみがハンモックで昼寝をしていました。
目が覚めると・・・
「あっ、ぶらんこが なくなっている!」
事件です!
ぶらんこだけでなく、ておしぐるまも
なくなっています。
「いったい、だれが もっていったんだろう?」
三びきのねずみは手押し車の車輪の跡をたよりに後をつけていくことにしました。
車輪の跡はうさぎの家の庭に続いていました。
するとうさぎもなくなったものがあるようで――?
ねずみ ➡うさぎ ➡たぬき と繰り返しですすんでいく展開が3歳児にぴったりですよ。
ポイント②気持ちよさそうなのがいい!
暑いなかほこりっぽい道をずっと歩いてきた動物たち。
ほこりと汗でいっぱいだったのが、思いがけないホースの水ですっかりきれいに洗い流されました!
それまでの暑さと勢いよく吹き出す水の対比が良くて、本当に気持ちよさそうなこの場面!
思わず笑顔になってしまいますよ。
ポイント③最後が楽しい!
犯人は分かりましたが、それだけでは終わりません。
動物たちは協力してあるものを作りました。
それがとっても楽しそう!
子ども達が「いいな~遊びたい!」と思うこと間違いなしです!
最後まで楽しい終わり方が、また読みたいと思わせてくれますね。
夏の暑い日に読みたい一冊です。
こいでやすこの他のおすすめの絵本
トマトさん(おすすめの対象年齢・3歳~)
作 | 田中清代 |
出版社 | 福音館書店 |
出版年 | 2006年 |

インパクトある!!
3歳からおすすめ
✓ 迫力満点なトマトさんがいい!
✓ 優しいお話がいい
✓ 水の気持ちよさが感じられる
ポイント①迫力満点なトマトさんがいい!
表紙を見て驚かれたんじゃないでしょうか?
迫力満点なトマトさんがインパクト抜群な一冊です!
ある なつの ひるさがり。
まっかに うれた トマトさんが
トマトのきから どった、と おちた。
真っ赤に熟れていることが表紙の絵から伝わってきますね。
重そうです・・・。
そしてトマトさんのこの重たさが、お話の最後までしっかりいきているんです。
説得力があるところがとてもいいな、と思います。
ポイント②優しいお話がいい
とても暑いのでトマトさんは水に入りたかったんです。
でも、重たくて、転がれなくて・・・・
そんなトマトさんの本音を知って、虫やとかげがしてくれたこととは――?
虫たちやとかげの優しさに、きっとほっこりすると思いますよ。
優しいお話が魅力です。
ポイント③水の気持ちよさが感じられる
トマトさんが水に入るところは大きな見所です!
画面いっぱいに広がる水しぶきに沈んでいくトマトさん。
水の流れは心地よくトマトさんを流してくれました。
読んでいるだけで水の気持ちよさを感じて涼しくなれる。
そんな夏にぴったりな一冊です。
田中清代の他のおすすめの絵本
ばばばあちゃんのアイス・パーティ(おすすめの対象年齢・4歳~)
作 | さとうわきこ |
協力 | 佐々木 志乃 |
出版社 | 福音館書店 |
出版年 | 1998年 |

アイス・パーティしてみたい!
4歳からおすすめ
✓ ばばばあちゃんの提案がいい!
✓ こんなものも凍らせるの!?
✓ パーティが楽しい!
ポイント①ばばばあちゃんの提案がいい!
「ばばばあちゃん」は、さとうわきこさんによる人気の絵本シリーズに登場する主人公で、とてもユニークで魅力的なキャラクターです。
お日様で体がとけてしまいそうなほど暑い日。
ばばばあちゃんは子ども達にこんな提案をしました。
「そうだ、こんな ひは こおりの
おかしを つくって
アイス・パーティを しよう」
それもただの氷のおかしではありません。
「いれものに いれて なんでも
こおらせれば いいんだよ。
さあ、すきなものを もってきて
こおらせてごらん」
こんな提案をしたから子ども達はわくわく!
子ども達は色々なものをたくさん持ってきました!
どんな風になるのか、読んでいる私たちもわくわくしてしまいます。
ポイント②こんなものも凍らせるの!?
「おや、たくさん もってきたね。
いろいろ やってみよう。
さあ、これから こおりの
じっけんが はじまるよ」
実験という通り「こんなものまで凍らせるの!?」というものがたくさん!
キャラメルにマシュマロにあまなっとうにつぶチョコ!?
どんぐりとまつぼっくりとミニカー!?
お茶にようかんにまんじゅう!?
ソーセージにポップコーン!?
どんな風になるのかドキドキしてしまいますね。
ポイント③パーティが楽しい!
全て凍ったらテーブルにならべてアイス・パーティの始まりです!
テーブルを想像するとすごく賑やかです!
夏の暑い日にこんなパーティしてみたい!
色々凍らせてみたい!
きっとそう感じると思います。
最後までずっと楽しい、わくわくする一冊です。
ばばばあちゃんのシリーズの絵本(一部)
さとうわきこの他のおすすめの絵本
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ずら~りキンギョならべてみると・・・(おすすめの対象年齢・4歳~)
写真 | 松橋利光 |
文 | 高岡昌江 |
出版社 | アリス館 |
出版年 | 2005年 |

並んだ金魚が楽しい!
4歳からおすすめ
✓ 色々な角度で並んでいるのがいい!
✓ 言葉が親しみやすくていい
✓ 見せ方が楽しい!
ポイント①色々な角度で並んでいるのがいい!
たくさんのキンギョが登場する図鑑絵本です。
図鑑絵本とは、図鑑と絵本の要素を組み合わせた本です。
通常の絵本が物語やキャラクターを中心に楽しさを届けるのに対し、図鑑絵本は 知識の提供 と 視覚的な魅力 を融合させ、子ども(や大人も!)が自然、動物、科学、歴史などのテーマを楽しく学べるように作られています。
この絵本の面白いところは、登場するキンギョたちがいろいろな角度で並んでいるところです。
こちらの絵本ではページを開くと・・・
じろじろ じろ~り
みてるぞみてる、キンギョがみてる。
まんまるの黒いひとみで、じろじろじろ~。
とびでた大きな目玉で、ぎょろぎょろりん。
円になったキンギョたちがこちらを見ているように並んでいます。
視覚的に面白いところがこの絵本のポイントです!
ポイント②言葉が親しみやすくていい
おしりふりふり 尾びれそよそよ
ずら~りならんだ、じまんの尾びれ。
たてについてる、すっきり尾びれ。
横に広がった、ふんわり尾びれ。
おしりにむすんだ、リボンみたい。
そよそよとかふんわりとか、優しい響きの形容詞が柔らかい印象ですね。
子どもにも親しみやすい言葉で読みやすいですよ。
ポイント③見せ方が楽しい!
後半にはこんな楽しい見せ方をしています。
キンギョおやこのこいのぼり!
これは赤ちゃんから生魚になるまでの過程をこいのぼりに見立てています。
デメキンずら~りファッションショー
今度は金魚の模様を服に見立てて、ファッションショーのように他の種類のデメキンと比べています。
涼しげなキンギョは夏にぴったり!
読んでぜひ夏を感じてくださいね。
同じシリーズの絵本はこちら
ウエズレーの国(おすすめの対象年齢・6歳~)
作 | ポール・フライシュマン |
絵 | ケビン・ホークス |
訳 | 千葉茂樹 |
出版社 | あすなろ書房 |
出版年 | 1999年 |

こんな国に行ってみたい!
6歳からおすすめ
✓ ウエズレーが爽快!
✓ ウエズレーの国にわくわくする!
✓ 自分軸を持つには・・・
ポイント①エエズレーが爽快!
お話の主人公はウエズレーという男の子です。
ウエズレーがどんな子なのかと言うと・・・
「あの子ったら、かわいそう
いつもひとりだけ、はみだしてるわ」
おかあさんが、そういった。
「たしかに、あの子はういてるな」
おとうさんは、そういった。
ウエズレーは【はみ出していて浮いていてかわいそうな男の子】のようです。
ここで面白いのは、ウエズレーがそれをそうだと思っているところです。
「そのとおりかもしれないな」
ぬすみぎきしていたウエズレーは、うなずいた。
ウエズレーは、町のほかの子とはちがっていた。
ピザもコーラもだいっきらい。
サッカーなんて、ばかばかしい。
かみがただって、へんてこだ。
男の子だったら、あまたのりょうがわを
ツルツルにそりあげるのが、
この町の常識なのに。
この町では家のかたちもどれもおなじでした。
同調圧力が強そうな町社会です。
はみだすウエズレーにちょっかいを出してくる子もたくさんいます。
でもウエズレーはひょうひょうとして全く気にした様子がありません。
自分の世界を貫くウエズレーが爽快で楽しいですよ!
ポイント②ウエズレーの国にわくわくする!
そんな中ウエズレーはひらめきました。
じぶんだけの作物をそだてて、
じぶんだけの文明をつくるんだ!
自分の世界を貫きます宣言!!
その後ウエズレーは自分だけの作物を育てました。
機械を発明して服を織ったり、日焼けを防いで虫を寄せ付けない油を作ったり・・・。
本当に文明をつくりあげたのです!!
見れば見るほどに自由なウエズレーが作り出すウエズレーの国にわくわくしてしまいます。
ポイント③自分軸を持つには・・・
ウエズレーは自分の価値観や目標に基づいて生きています。
外からの意見や期待に振り回されず、自分らしい選択ができていて自分軸がありますね。

これがなかなか難しい・・・
私は他者評価ばかり気にして自己評価が低い(しかも完璧主義)ので、しょっちゅう苦しくなってしまいます・・・。
自分も覚えるために、ここで自分軸を持つためのステップを紹介してみようと思います。
私と一緒にやってみませんか?
1. 自分を知ることから始める
- 価値観を見つける
- 感情を観察する

自分を知ることがスタートですね!うんうん
2. 外の声を一旦ミュート
- SNSや周囲の意見に距離を置く
- 「べき」を手放す

自分自身の声を聞く・・・と
3. 小さな決断を自分で下す
- 日常で練習
- Noを言う勇気

丁寧に決断することが大事なのかもしれませんね
4. 目標や軸を言葉にする
- シンプルな指針を作る
- 定期的に見直す

書くといいのかも!
5. 失敗してもOKと認める
- 自分軸って完璧じゃない

ほんとこれ・・・思い上がるなといいたいです・・・(苦笑)
目指せウエズレー!
良かったらやってみてくださいね。
山猫たんけん隊(おすすめの対象年齢・小学3年生~)
作 | 松岡達英 |
出版社 | 偕成社 |
出版年 | 2011年 |

無人島生活にわくわく!
小学3年生からおすすめ
✓ 無人島生活が楽しい
✓ 色々な動植物を知ることができる
✓ 山猫に会える!
ポイント①無人島生活が楽しい!
東京西山小学校科学部夏休み計画
《南の島で山猫にあいたい》
という計画をもとに、小学3年生~6年生の科学部生徒が、無人島のキャンプ地に行くことになりました。
まるで漫画のようにコマ割りされた絵に吹き出しの言葉から、生徒一人ひとりの個性が見えて楽しいですよ。
無人島生活では、テントをはったりシャワーやトイレを作ったり!
釣りや素潜りで食料を調達して料理をしたり。
夜の無人島やマングローブ帯に探検にでかけたり!
無人島生活を科学部の生徒と一緒に楽しんでくださいね。
ポイント②色々な動植物を知ることができる
イモガイにミノカサゴ、ハブなどの危険な生きものや、ハタにベラなどの魚。
ヤシガニにテナガエビ、それにオオコウモリ。
オヒルギやコノハチョウ、ツダナナフシ、ミナミヤンマ・・・
とてもたくさんの動植物が登場するところが魅力です!
絵が実物に忠実に描かれているので図鑑のように楽しむことができますよ。
ポイント③山猫に会える!
最後には最初に立てた計画通りに山猫を探します。
山猫を追いかけ、待ち、ようやく会えた瞬間・・・!
とても印象的なラストです。
私はこのシーンが大好きで、何回も読んで、何回も山猫に会いに行っています。
おすすめですよ。
まつおかただひでの他のおすすめの絵本
↑こちらの絵本を紹介している記事
まとめ
今回は【夏に読みたいおすすめの絵本】をテーマに10冊紹介しました。
気になる絵本はありましたか?
どれか1冊でもお気に入りの絵本に加えてもらえたら嬉しいです。
紹介された絵本をもう一度チェックしたい方はこちら
当ブログでは他にも色々な絵本を紹介しています。
どれもおすすめの絵本ですので、良かったら読んでみてくださいね。
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